本日の稽古には、音楽隊のみなさん、人呼んでDRPチェンバー・オーケストラが勢揃いしました。


いきなり本番さながらの通し稽古というわけにはいきませんが、実際の音できっかけやタイミングをひとつひとつ擦り合わせていく大切な作業です。


音符も読めない私からすると、中でマシーンが動いてるんじゃないかと思うほど、彼らの指は自由自在に動くのですね。
弦の上、鍵盤の上を、まるで踊るように指が飛び回ります。



生音に包まれて演技をしていると、本当に贅沢な環境の中で演技をしているな、としみじみ思いますね。


いつからでしょうか。


目の前で人間が演奏し、目の前で人間が演技をしているのを見ることが、「贅沢なこと」になってしまったのは。

元々それしかなかったはずなのに、おかしなものですね。

劇場へ足を運び、目の前で俳優と音楽家がパフォーマンスをする様を心ゆくまで堪能するという、このあきれるほど原始的な形態。

月の土地までパソコンで買えるこの時代に、一体何をやっとるのか。


「原型」は強い。


3Dメガネをかけなくても、すぐそこにいるのだから。