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今日で本読み稽古はひとまず終了です。

仕上げということで、本読みの「通し稽古」。

これまで重ねてきた議論や方向付けが正しく機能しているかどうか、立ち稽古の前の最終確認をする意味でも、非常に重要な稽古となりました。

次回からは、立ち、動き、働きかけながら戯曲と付き合っていくことになります。

一度立ち稽古に入り、台詞を覚えてしまうと台本をあまり見なくなる俳優がおりますが、そりゃとんでもない話です。
稽古で試行錯誤する中、何度でも戯曲に立ち返ってその戯曲の重層性に気づいていくことが、戯曲を上演する演劇の醍醐味でしょう。
もし、何度立ち返っても同じようなことが書いてある戯曲なら、それを選ぶ方が悪いのです。

台詞を覚えている、覚えていないなどという次元で劇を創るような真似だけはしてなりますまい。

戯曲は決して、台詞を確認するためだけのツールではありません。
「本を放す」というのは、決して戯曲と俳優の乖離を意味してはいないはず。
そして、『高崎山殺人事件』は、何度でも立ち返るに値する戯曲であると、本読み稽古を通してDRPの俳優陣は確信をもっています。


そんな本読み稽古だったのですが、今日は番外編として、稽古後に1時間ほどのワークショップを行いました。
立ち稽古に入る際必要になってくる場所の感覚、共演者との交流をテーマに、私がイギリスで習ったいくつかのエクササイズをご紹介しました。

演劇では、実際に身体を動かしてみないと分からないことも多いもの。
稽古後やたらと疲れるのは、頭と身体と両方フルに使っているからでしょうね。


稽古後のビールが、そのことを教えてくれます。