『まじめが大切』ピアノを交えて、初の音楽稽古を行いました。

稽古場日誌2/12-1

















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木曜日は杉並区の施設で稽古です。

今日は前半を3幕の立ち稽古に使い、残りの時間で音楽稽古を行いました。

稽古場日誌2/12-2


今回の舞台はピアノとチェロの生演奏が舞台を彩る「音響効果」です。


音楽選びは演出において大きな割合を占めていますが、D.R.P.では生演奏を用いることは少なくありません。

戯曲を読み解く

というモットーに沿って、参加する全員が劇場の同じ空間で同じように呼吸し、一つの舞台を作り上げる。


戯曲の扱い方によっては、時には必要とされる音が均一で、その揺るがないものによって登場人物たちが影響される状況も作り上げる場合があります。
そういった場合は音響さんの腕の見せ所。

また、今回のように、俳優の演技とともに、音楽も生で呼吸し、変化することで相乗効果を生む場合に、私は生音を選択します。

これまでにD.R.P.では、リーディングセッションと銘打った
『ROBOT』でバイオリン・フルート・チェロ・クラリネット・コントラバス

『うかうか三十、ちょろちょろ四十』でチェロ


音楽を大きな柱とする音楽劇で
『ペール・ギュント』でピアノ・チェロ・フルート・コントラバス・タブラ

『兵士の物語』でバイオリン・コントラバス・クラリネット・ファゴット・トランペット・トロンボーン・パーカッション

を用いて上演してきました。


今回は、初のストレートプレイでの生演奏です。

ピアノ演奏と曲のアレンジはD.R.P.初登場のピアニスト松崎千登世さん。
稽古場日誌2/12-3

















演出のアイデアをもとに、その場で移調、異なるテンポやワルツやブルース調、行進曲やジャズチックに次々にアレンジして、芝居とのフィット感を探ってくれます。曲選びは演出家の腕の見せ所ですが、ことアレンジとなると、彼女の感性が多分にものをいいます。その点センスが光る今回は実にスムーズ!(そんなことでこっそり喜んでいるのは演出家ばかり。)

この日は演出と事前に話し合って選んだ曲を、演技と絡ませてテンポや尺(長さ)、タイミングを計りながら適した具合に決めていくという作業。あらかじめ用意された曲を弾くだけなら問題ないのですが、「その場」で俳優の演技と化学反応を起こしながら、試行錯誤の中で見る見る「名場面」が立ち上がってくるさまは、稽古場ならではのワクワクドキドキ感。

どんな風に仕上がるかは、本番のお楽しみです。

                            演出:多和田真太良